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濃茶付花月・菓子付花月etc・・・ 風炉 [お稽古]

五月が丘裏千家茶道教室 
西区民文化センター裏千家茶道教室

20220917
落合先生のご自宅にて
お茶のお稽古でした。

玄関のお花は
山査子(サンザシ)の実

風船唐綿(フウセントウワタ)

風船唐綿、かわいいの♡
アップの写真も
撮っておけば良かった。

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床には
明歴々露堂々
めい れきれき ろ どうどう

真理は
「歴歴」と明らかで
「堂堂」と露(あら)われている。

見えないのは
見ようとしないか
目が曇っているからだ。

う~ん
なるほど (^_^;)

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お花は
白萩(しろはぎ)

段菊(ダンギク)

まるで盆栽!
まるで日本画!

美しい☆☆☆

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こちらの床には
万里無片雲
ばんり へんうん なし

雲一つなく
晴れ渡った青空

空(くう)に徹した
清らかな
悟りの境地

思い描くだけで
心が軽くなります♬

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お花は
花蓼(ハナタデ)

秋海棠(シュウカイドウ)

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この日の
ご菓銘は
雁が音(かりがね)

秋ですねぇ。

頭を
ちょっと左に傾けて
見ていただくと

月に雲がかかり
ゴマの雁が飛んでいるように
見えると思います (^^)v

けっして、パックマンではありません (´。∩∩。`)

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さてさて
この日のお稽古
最初は
濃茶付花月之式です。

「月」の札を引いた人が
濃茶を練り
茶碗を定座に出すと

順服するため
仮座に入ります。

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濃茶を順服し
拝見のため
茶碗を正客に運ぶと
点前座に戻ります。

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そして
茶碗をこすすぎして
膝前、少し向こうに置きます。

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「初花」は
点前座に座ると
先ず
棗を
茶碗と膝の間に下ろし
棗を清めます。

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「花」が茶杓を取ると
正客は、折据を取り

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茶碗が定座に出されると
名乗ります。

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「二の花」は
点前座に座ると
先ず
茶入と棗の
置き換えをします。

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そして
「三の花」が「仕舞い花」となります。
アッという間ですね。


次にお稽古したのは
「菓子付花月之式」

連客が四畳半に入ると
亭主は
干菓子器に折据を乗せ
正客に運びます。

初客は
亭主が仮座に入ると
「お先に」と折据を送ります。

「付」がつきますが
「折据お回しを」はありません。

写真は
折据が戻ってきたところですね。

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「花」が茶巾を取ると

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折据を取り

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四客が
折据を
縁内下座に留め置くと
名乗ります。

お菓子をいただくために
早めに、名乗ります。

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そして
座替わりをして
正客が折据を干菓子器に乗せ

亭主が水次を持って
立つと同時に
正客は干菓子器を持って
八畳にさがります。
もちろん
連客も同時に下がりますよ。

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亭主が
正客前に座ると
主客総礼となります。

IMG_1565.JPG

この後に
「四畳半花月之式」

茶杓で
折据を取り

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茶碗を定座に出してからの
名乗りになります。

IMG_1571.JPG

三種類の花月を
続けて行う。

自分たちのレベルで
大丈夫かぁ????

と思いましたが
それぞれの違いが明確となり

より
クリアな脳内で
お稽古できたと思います。

気持ちだけは
掛物の如く

明歴々露堂々
万里無片雲

楽しいお稽古でした ╰(*´︶`*)╯♡









利休百首

暁は
数寄屋のうちも行燈に
夜会などには 短檠を置け


行燈(あんどん)とは
紙が貼ってあり
直接、明かりが見えないもの。

陰となります。

短檠(たんけい)とは
反対に
燈火が直接見えるもの。

陽となります。

暁は
夜明け前から始まり
だんだん明るくなるから陽

夜会は暮れてないころから始まり。
夜になるから陰。

なので
陽の暁には
陰の行燈

陰の夜会には
陽の短檠を
使いましょう。

陽陰
陰陽
ですね☆☆☆





今日の空さま

猫さんは
高いところがお好き♡
って
誰がいったんでしょう??

うちのくうさんは
年に数度しか
高いところには
行きません。

それも
おもちゃで誘って、やっと。

せっかく
DIYしたのに (>∇<;)

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年齢詐称疑惑が
脳裏をかすめます(笑)

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五月が丘裏千家茶道教室
 広島市佐伯区五月が丘1丁目20番28号
 落合聿次(宗宇)自宅 
 水曜日  10:00~20:30 月3回稽古
 土曜日  10:00~17:00 月3回稽古


西区民文化センター裏千家茶道教室
 広島市西区横河新町6-1
 西区民文化センター 3階和室
 木曜日  15:00~20:30 月3回稽古


《月 謝》  
  月  額 : 6,500円
       (月2回稽古、月1回稽古)と指導者コース・初心者コースは別途相談
  水屋料 : 1,500円

《講師紹介》
落合先生2.jpg落合 宗宇 (茶道裏千家名誉師範)
うお座 O型
お茶は好きですが作法がどうも、と良く聞きますが習い始めると楽しいものです。
初心者の方、男女を問わず歓迎します。茶道の基礎からお茶席やお茶事の体験もできる講座です。
茶道指導者(七事式)コースもあります。お気軽にご相談ください。



《申し込み・お問い合わせ先》
 落合聿次(宗宇) 
  Tel.090-4579-5199 携帯
  Tel.082-941-1810 自宅
 〒731-5101 広島市佐伯区五月が丘1丁目20番28号 
 E-mail: ochiai52@ms1.megaegg.ne.jp



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ぼんぼちぼちぼち

胡麻を鳥に見立てるとは、、、和菓子の意匠に感心してしまいやした。
by ぼんぼちぼちぼち (2022-09-22 19:28) 

ゆう

ぼんぼちぼちぼちさま
そうですね(^^)
見て楽し! 食べて美味し!
by ゆう (2022-10-12 10:24) 

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