香付花月之式 風炉 [お稽古]
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20231021
落合先生のご自宅で
お茶のお稽古でした。
お花は
杜鵑草(ホトトギス)と
金虎の尾(キントラノオ)
床には
且坐喫茶
お花は
秋明菊(シュウメイギク)
こちらの床には
鎮州大蘿蔔
お花は
杜鵑草(ホトトギス)と
紀伊上臈杜鵑(キイジョウロウホトトギス)と
小葉の瑞菜(コバノズイナ)
この日の
ご菓銘は「菊景色」(きくげしき)
ご製は多津瀬さんです。
さて
この日のお稽古は
「香付花月之式」
最初に香をたき
その後の花月で
薄茶を三服点てて
最後に香銘を題にした
和歌・俳句を作ります。
迎付けの挨拶のあと
連客が四畳半に進むと
亭主は正客に香盆を運びます。
そして
折据をまわし
「月」が香をたき
「花」が初花になります。
正客は「月」に香盆を送ります。
「月」は香盆を正面に置き
まず右手で火相をみます。
それから
札を下座によけて、一膝進み・・・・
重香合の中に三種の香包が入っているので
一包を選んで
香銘を伏せて
右膝前に置きます。
そして
香をたき
「月」が
香を試し聞きしたら
正客から順に
香を聞き
香包の香銘を確認します。
「月」が香を本聞きしたのち
亭主は香盆を床に荘ります。
亭主が点前の準備を終えると
「初花」
「二の花」
とあっという間の「仕舞花」
そして
亭主が
水次を持って立つと同時に
連客は四畳半にさがります。
この時
正客は折据を持ってさがります。
それから
亭主は
重硯箱をのせた
文台(ぶんだい)を持って、席入りします。
亭主は
重硯箱を正客に運びます。
正客は下の一段を残して
次客に送ります。
連客は
下から一段づつ取り
亭主まで送ります。
重硯箱には それぞれに 硯・墨・筆・水が入っています。
教則本では
墨をする。
となっていますが
私たちは、筆ペンで(^^;)
亭主は奉書に記録を書きます。
今回
私が亭主をさせていただきました。
書くのに必死です。
記録を書き終わると
亭主は文台を正客に運びます。
そして
正客から順に
香銘を題にした歌を書きます。
亭主は
歌を書きあげると
文台を正客に運びます。
正客から順に
歌を拝見します。
そして
文台をまわすと同時に
重硯箱も
上へ上へ重ねて
亭主に運びます
亭主が歌を拝見し始めると
正客は折据をまわし
連客は札を取ります。
そして
秋・冬は「月」が記録紙を
持って帰ることができます。
メンバーによっては
お宝になりますよね(^^)
亭主は
記録紙を巻き
「月」に運びます。
巻き方・折り込みかたを
ご指導いただいています。
亭主は
正客前に折据を取りに出て
主客総礼。
のちの
送り礼で終了となります。
今回
初めて
「香付花月之式」のお稽古をしました。
「付きもの」ということで
軽く考えていたのですが
いざ
教本を広げると
覚えることがいっぱいあって
アセアセでした^.^;
油断禁物です。
またまた反省ですが
「香付花月之式」は
香をたく
歌を書く
という
とても雅な花月だと思いました。
手順を覚えるだけでなく
歌を詠む感性と
筆で文字を書くというわざを
磨いていかなくては。。。。
ねばならぬことが
どんどん増えていきます。
利休百首
稽古とは
一より習ひ十を知り
十よりかへるもとのその一
そのとおりです。
日々、そのとおりです。
まさしく、そのとおりです(汗)
今日の空さま
たま~に
屋根裏に上がります。
五月が丘裏千家茶道教室
広島市佐伯区五月が丘1丁目20番28号
落合聿次(宗宇)自宅
水曜日 10:00~20:30 月3回稽古
土曜日 10:00~17:00 月3回稽古
西区民文化センター裏千家茶道教室
広島市西区横河新町6-1
西区民文化センター 3階和室
木曜日 15:00~20:30 月3回稽古
《月 謝》
月 額 : 6,500円
(月2回稽古、月1回稽古)と指導者コース・初心者コースは別途相談
水屋料 : 1,500円
《講師紹介》
落合 宗宇 (茶道裏千家名誉師範)
うお座 O型
お茶は好きですが作法がどうも、と良く聞きますが習い始めると楽しいものです。
初心者の方、男女を問わず歓迎します。茶道の基礎からお茶席やお茶事の体験もできる講座です。
茶道指導者(七事式)コースもあります。お気軽にご相談ください。
《申し込み・お問い合わせ先》
落合聿次(宗宇)
Tel.090-4579-5199 携帯
Tel.082-941-1810 自宅
〒731-5101 広島市佐伯区五月が丘1丁目20番28号
E-mail: ochiai52@ms1.megaegg.ne.jp
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