五行棚 風炉 [お稽古]
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20231028
落合先生のご自宅で
お茶のお稽古でした。
お花は
杜鵑草(ホトトギス)と
野紺菊(ノコンギク)
床には
喫茶去
秋明菊(シュウメイギク)が
すっきりキリリ
真な佇まいが素敵です☆
こちらの床には
開門落葉多
聴雨寒更尽
雨を聴いて寒更(かんこう)尽き
門を開けば落葉多し
雨音を聴いているうちに
寒い夜更けが過ぎ
夜が明けたので門を開けてみると
あたり一面に葉が落ちていた。
雨音と思っていたのは
実は軒端をたたく
落葉の音だった。
という幽寂な閑居の風情。
すべてを捨て尽くし
心も身も脱落した爽快な風光。
カラリと開かれた心境。
そのような心境に
なりたいものです。
こちらのお花は
紀伊上臈杜鵑(キイジョウロウホトトギス)と
野紺菊(ノコンギク)
こちらのお花は
杜鵑草(ホトトギス)と
藪山査子(やぶさんざし)
この日の
ご菓銘は
「榊」(さかき)
ご製は多津瀬さんです。
さて
この日のお稽古は 「五行棚」
棚の中に
「木・火・土・金・水」
(もくかどごんすい)
があります。
木
(棚)
火
(風炉中の炭火)
土
(土風炉)
金
(釜)
水
(釜の中の水)
まずは
濃茶の点前からです。
蓋置と柄杓は
地板の上に置きます。
ちなみに
「運び」なので湯返しは無しです。
茶碗が
楽茶碗ではないので
古帛紗を添えます。
釜が中央にあるので
引き柄杓も面白いです。
こちらは薄茶の点前です。
茶碗に
茶を入れています。
ポツンと茶筅がカワイイです。
茶筅の位置を見て
棗を置きます。
五行棚は
中置に用いる棚です。
今だけ。
一年に一回のお稽古です。
さぁ
11月からは
「炉」になります。
利休百首
茶の湯をば
心に染めて 眼にかけず
耳をひそめて きくこともなし
奥儀は教えようもないし
習いようもない。
自分で求め
自分で得なければならない。
「以心伝心」
「教外別伝」
「不立文字」
「心に染めて」
心に染めます。
今日の空さま
ソロリソロリと
どこへ行く。
五月が丘裏千家茶道教室
広島市佐伯区五月が丘1丁目20番28号
落合聿次(宗宇)自宅
水曜日 10:00~20:30 月3回稽古
土曜日 10:00~17:00 月3回稽古
西区民文化センター裏千家茶道教室
広島市西区横河新町6-1
西区民文化センター 3階和室
木曜日 15:00~20:30 月3回稽古
《月 謝》
月 額 : 6,500円
(月2回稽古、月1回稽古)と指導者コース・初心者コースは別途相談
水屋料 : 1,500円
《講師紹介》
落合 宗宇 (茶道裏千家名誉師範)
うお座 O型
お茶は好きですが作法がどうも、と良く聞きますが習い始めると楽しいものです。
初心者の方、男女を問わず歓迎します。茶道の基礎からお茶席やお茶事の体験もできる講座です。
茶道指導者(七事式)コースもあります。お気軽にご相談ください。
《申し込み・お問い合わせ先》
落合聿次(宗宇)
Tel.090-4579-5199 携帯
Tel.082-941-1810 自宅
〒731-5101 広島市佐伯区五月が丘1丁目20番28号
E-mail: ochiai52@ms1.megaegg.ne.jp
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