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且座之式 Ⅰ 風炉 [お稽古]

五月が丘裏千家茶道教室 
西区民文化センター裏千家茶道教室

2021023
落合先生のご自宅にて
お茶のお稽古でした♬

玄関の花
名前をきくのを忘れてました(^_^;

Google Lensで検索したところ
山鳥兜(ヤマトリカブト)のようです。
葉と根に毒があるみたいです。
綺麗な花には毒がある?!

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床には

開門落葉多

門を開けば落葉多し

『大燈国師語録』に出てくる
禅語の一部です。

聴雨寒更尽
開門落葉多

雨を聴いて寒更(かんこう)尽き
門を開けば落葉多し

雨音を聞いているうちに
寒い夜更けが過ぎ
夜が明けたので
門を開けてみると
辺り一面に葉が落ちていた

寒さに震えながら
一晩中聞いていた雨音は
実は落葉が軒端をたたく音だった

その心は

全てを棄て尽くし
心も身も脱落した
爽快な風光

大死一番した後の
カラリと開かれた心境

うん
分るような、和からないような(~_~;)

私的には
心配し尽くした後に
「あ、そうでも無かったな」と
ホッとする感じ?
違うか(笑)


この日のお稽古は
『且座之式』なので
花入に水を入れての
諸荘りになります。

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この日の
ご菓銘は「初雁」(はつかり)
ご製は多津瀬さんです♡

栗かと思ったら
月に雁でした♬

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且座之式(しゃざのしき)とは
是法住法位(これほう ほういに じゅうす)
という偈頌のとおり
各々の役割が
初めから決まっています。

控えの間で札を引いたときから

東(とう)(進行役・客に濃茶を練る)
半東(はんとう)(給仕役・東に薄茶を点てる)
正客(香をたく)
次客(花をいける)
三客(炭をつぐ)

と役割が決まり
花月のように
途中で替わることはありません。

そして
点前座

おお!
棚が丸卓ですね(^^)

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水屋では
聞香炉(もんこうろ)の準備が出来ています。

火穴から
香炭団(こうたどん)が見えます。

燃えてます。
マグマを覗いている感じですね(^^)

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ということで
且座之式のお稽古の始まりです。

連客(正客・次客・三客)が
席入りしたら
東は迎付けの一礼(主客総礼)をします。

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東は迎付けの一礼をすると
東の座に進みます。

半東は花台を膝前に置いて
茶道口で控えます。

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東が座ると
半東は花台を床前に運びます。

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東は次客に
「どうぞお花を」と
花を所望し
次客はこれを受けます。

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次客は花入れの前に座り
花入を拝見します。

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そして
花をいけます。

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半東は
花入を運んだ後
炭斗を膝前に置き
茶道口で控えます。

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次客が花をいけて
自席に戻ると

半東は炭斗を棚正面に運びます。

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その帰りに花台を取りにいき
水屋に持って下がります。

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そして
敷合わせ下座に座り
灰器を勝手付に置き
紙釜敷を灰器の右に置き
紙釜敷の上に
帛紗を草に捌いて置きます。

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東は三客に
「どうぞお炭を」と
炭を所望します。

三客はこれを受けて

敷合わせ下座に座り
帛紗を腰に付けて
紙釜敷を懐中し
灰器を持って
点前座に進みます。

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「香を焚かない」
以外は
通常通りに
炭を継ぎます。

IMG_7468.png

この日
2回、且座之式のお稽古をしました。
炉は電気炉です。

なので
落合先生が
ボールに灰形を作ってくださり
そこに炭をつぎました☆☆☆

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三客は
炭を継ぎ終えると

敷合わせ下座に座り
灰器を勝手付に置き
灰器の右に紙釜敷を置き
帛紗を草に捌いて、紙釜敷の上に置き

右足から三歩下がって
自席に戻ります。

IMG_7470.JPG

風炉なので
半東は
灰器を片付けた後
すぐに
炭斗を片付けます。

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炭斗が片付けられると
正客は次客にお先にと挨拶し

IMG_7475.JPG

風炉中を拝見します。

IMG_7476.JPG

続いて
次客も風炉中を拝見します。

IMG_7478.JPG


今日はここまでです。
続きは後日に♡


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


利休百首

薄茶入 蒔絵彫りもの文字あらば
順逆覚え扱ふと知れ

薄茶器に
柄や文字がある場合
蓋と胴の
柄(文字)あわせを
キチンとしましょう。

ということですね。
落合先生から
親指の位置を
決めるように
ご指導いただいています(^^)





あのころ君は若かった~♪

2012年9月
イラン
イスファンのイマーム広場にある
王族専用のマスジッド(モスク)の中です。

素晴らしく美しいモスクでした♬

差し込む光に思わず \(^o^)/

DSCN4576.JPG








五月が丘裏千家茶道教室
 広島市佐伯区五月が丘1丁目20番28号
 落合聿次(宗宇)自宅 
 水曜日  10:00~20:30 月3回稽古
 土曜日  10:00~17:00 月3回稽古


西区民文化センター裏千家茶道教室
 広島市西区横河新町6-1
 西区民文化センター 3階和室
 木曜日  15:00~20:30 月3回稽古


《月 謝》  
  月  額 : 6,500円
       (月2回稽古、月1回稽古)と指導者コース・初心者コースは別途相談
  水屋料 : 1,500円

《講師紹介》
落合先生2.jpg落合 宗宇 (茶道裏千家名誉師範)
うお座 O型
お茶は好きですが作法がどうも、と良く聞きますが習い始めると楽しいものです。
初心者の方、男女を問わず歓迎します。茶道の基礎からお茶席やお茶事の体験もできる講座です。
茶道指導者(七事式)コースもあります。お気軽にご相談ください。



《申し込み・お問い合わせ先》
 落合聿次(宗宇) 
  Tel.090-4579-5199 携帯
  Tel.082-941-1810 自宅
 〒731-5101 広島市佐伯区五月が丘1丁目20番28号 
 E-mail: ochiai52@ms1.megaegg.ne.jp



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ネオ・アッキー

コメントありがとう御座いました。 ご心配おかけ致しましたが、再開することにしましたので、よろしくお願い致します。
by ネオ・アッキー (2021-10-31 13:45) 

ゆう

ネオ・アッキーさん
投稿、楽しみにしています(^^)
by ゆう (2021-11-15 21:17) 

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