貴人清次濃茶付花月之式(風炉) [お稽古]
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20230624
落合先生のご自宅で
お茶のお稽古でした。
玄関のお花は
百合水仙(ユリズイセン)と
紫陽花
床には
竹葉々起清風
(たけ ようよう せいふうをおこす)
お花は
黄蓮華升麻(キレンゲショウマ)と
偽小判草(ニセコバンソウ)
偽小判草の別名は
西洋小判草(セイヨウコバンソウ)。
ワイルドオーツ。
原産は北アメリカで
平たいです。
いつ、日本に来たかは不明とのことです。
で
偽が付けば
偽が付かないものもあります。
偽が付かない
小判草(コバンソウ)は
ヨーロッパ原産です。
明治時代に観賞用に輸入されたもので
丸みがあり、ふっくらしているそうです。
なるほどです。
その辺に生えてる雑草かと思いきや
共に外来種ということに
驚きです。
こちらの床には
和敬清寂
(わけい せいじゃく)
お花は
草紫陽花(クサアジサイ)と
蝦夷仙翁(エゾセンノウ)
紫陽花は落葉低木。
木ですが
草紫陽花は
紫陽花のような花が咲く草なのだそう。
なるほど。
さて
この日のご菓銘は
「ぬなわの池」
ご製は多津瀬さんです。
「ぬなわ」とは「沼の縄」という意味で
『古事記』や『万葉集』の時代には
蓴菜(じゅんさい)のことを
「ぬなわ」と言ってたみたいです。
確かに
蓴菜って、「沼の縄」みたい。
初めて食した人は、勇気があったんですね。
ちょっと
写真がですね。
なんともいえませんが。。。。(~_~;)
美味しゅうございました。
さてさてさて
お稽古は
「貴人清次濃茶付花月之式」
貴人は清(尊い人)
お次はお供のこと。
控えの間で
折据を回して
貴人(正客)を決めます。
そして
貴人、お次(お供)が
それぞれの茶碗で
濃茶を飲み
その後、薄茶3服点です。
貴人が最初に濃茶の点前をすることが
決まっているので
取りやすいように
折据の上に
「月」の札をのせて置きます。
貴人は替札を置いたまま
点前座で
自分が飲む茶碗を清めて
茶巾を茶碗に入れると
自席に戻ります。
それを引き継いで
お次の「花」が貴人の濃茶を練ります。
次客が
茶碗を取り次ぎます。
「花」は
お次たち(自分)の茶碗を清め
茶巾を茶碗に入れたら
濃茶を順服するため、仮座に入ります。
それを引き継いで
貴人がお次たちが飲む濃茶を練り
茶碗を定座に出すと
次客が取りに出て
貴人に一礼します。
仮座の「花」がお茶を飲み終えて
茶碗を膝前に置くと
貴人は茶碗の拝見を請います。
「花」は貴人に茶碗を運び
一礼します。
濃茶付花月之式と
通じるところもありますが
まぁ
いろいろとトラップがありまして
さっきまでは
頭にイメージしていたのに
点前座に座ると
コロッと忘れてたりして。。。。。
自分でも驚きです。
ひとえに
予習の不十分さが
露呈したお稽古でありました(T_T)
反省とともに
この一服に
癒やされて。。。。
利休百首
風炉 濃茶
必ず 釜に 水さすと
一筋に 思ふ人は あやまり
解説本を読んでも
少し?なのですが。。。
そもそも
なぜ風炉の時に水をさすのか。
昔、お茶が茶壷で保管されていたころ
最初の頃に口切したものは
風炉の時期になると
お茶の力(風味等)が弱くなるから
熱いお湯ではなく
水一杓さしたお湯を使う。
でも
口切せずに
大切に保管され
口切直後のお茶であれば
風炉の時期でも
水をさす必要はない。
ということなのでしょうか??
やはり
新しい解説本を買いましょうかね。
今日の空さま
空さま
お手上げ~。。
五月が丘裏千家茶道教室
広島市佐伯区五月が丘1丁目20番28号
落合聿次(宗宇)自宅
水曜日 10:00~20:30 月3回稽古
土曜日 10:00~17:00 月3回稽古
西区民文化センター裏千家茶道教室
広島市西区横河新町6-1
西区民文化センター 3階和室
木曜日 15:00~20:30 月3回稽古
《月 謝》
月 額 : 6,500円
(月2回稽古、月1回稽古)と指導者コース・初心者コースは別途相談
水屋料 : 1,500円
《講師紹介》
落合 宗宇 (茶道裏千家名誉師範)
うお座 O型
お茶は好きですが作法がどうも、と良く聞きますが習い始めると楽しいものです。
初心者の方、男女を問わず歓迎します。茶道の基礎からお茶席やお茶事の体験もできる講座です。
茶道指導者(七事式)コースもあります。お気軽にご相談ください。
《申し込み・お問い合わせ先》
落合聿次(宗宇)
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