茶通箱付花月之式 [お稽古]
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20190316
落合先生のご自宅において
お茶のお稽古でした。
月1回の花月のお稽古です。
今回は
茶通箱付花月之式のお稽古をしていただきました。
そもそも茶通箱とは
2種類の濃茶を頂くお点前です。
亭主が用意したお抹茶と
お客様が持ってこられたお抹茶(たとえば)
を
茶通箱の中に
背中合わせに置き
(甲乙つけず)
一つのお点前の中でいただきます。
花月では
席中で最初に折据を回した際
「月」が先の濃茶を
「花」が後の濃茶を練ります。
まずは
棚を据え
後の茶入を収めた茶通箱と薄器を
棚に荘(かざ)り
水指の前に先の茶入を荘ります。
そして
控えの間で折据を回し
「月」が正客
「花」が亭主になります。
八畳に席入りの後
迎付けの主客総礼
客は、帛紗を付けて
「お先に」で四畳半に進み
亭主は折据を正客前に持ち出します。
そして
亭主は茶碗を運び
茶入と置き合わせます。
亭主は建水を持ち出し、
仮座で
「折据お回しを」
そして
「月」が先の濃茶を点てます。
今回、亭主が「月」になりました。
「月」は濃茶を点てると
素早く中仕舞をして
帛紗を腰に付けて
替札を持って仮座に入ります。
正客は
「月」が仮座にに入るタイミングを計って
茶碗を取り込み
連客と総礼
次客からは、次礼をして
濃茶を順服します。
詰(月)が茶を喫み茶碗を置くと
正客は、茶碗の拝見を請います。
順次、茶碗の拝見が終わると
後の濃茶を点てる「花」は
点前座に進みます。
点前座に着いた「花」は
まず、帛紗を捌き
中仕舞を解き
茶巾を絞り
水指の蓋を開け
水は差さず
帛紗を腰に付けます。
と
正客は
「今一種のお茶をいただきます」と
挨拶します。
「花」は塵打ちして
後の茶入を清めます。
この時
正客と詰は、出合いで茶碗を返します。
後の濃茶も全員で順服し
折据が茶碗を追いかけ回し、
詰が茶碗を置くと
「花」と名乗り
濃茶を点てた「花」と「月」は
同時に「松」と名乗ります。
「初花」は
点前座に着くと
まず、中水を差します。
その時
正客は
「先の茶入れお仕覆の拝見を」
と拝見を請います。
「二の花」は薄器と後の茶入の置換えをします。
「仕舞花」が水指の蓋をすると
正客は
「後の茶入、茶杓、袋、箱とも拝見を」
と拝見を請います。
「仕舞花」は拝見物を清めて出し
柄杓、蓋置を棚に荘り
茶碗を勝手付に割付け
薄器を棚に荘り
建水持って、三足しりぞき
敷合わせ畳に置き
自席に戻ります。
が
今回、亭主が「仕舞花」でしたので
そのまま、建水まわりで帰ります。
拝見が終わると
詰は
茶通箱の中に茶入2個を入れ
その上に茶杓を乗せ
その上に
先の茶入の仕覆
後の茶入の仕覆を乗せ
正客と出合いで返します。
正客はこの時
折据を茶通箱の下座に返して置きます。
そして
亭主が
折据を懐中し
茶通箱を持って立つと同時に
連客は八畳にさがります。
今回
人数が足りなかったので
落合先生にも
参加していただきました(^^)
これは
2回目のお稽古
「折据お回しを」
のシーンです。
この日のお菓子♪
ご製の記憶があやふやなので
ご製はひかえさせていただきます(^_^;)
あっさり、美味しくいただきました。
後
社中の方の京都土産もいただきました♪
大変美味しゅうございました。
今回も
楽しいお稽古でした♪
落合先生
ありがとうございました (^-^)ゞ
広島市佐伯区五月が丘1丁目20番28号
落合聿次(宗宇)自宅
水曜日 10:00~20:30 月3回稽古
土曜日 10:00~17:00 月3回稽古
西区民文化センター裏千家茶道教室
広島市西区横河新町6-1
西区民文化センター 3階和室
木曜日 15:00~20:30 月3回稽古
《月 謝》
月 額 : 6,500円
(月2回稽古、月1回稽古)と指導者コース・初心者コースは別途相談
水屋料 : 1,500円
《講師紹介》
落合 宗宇 (茶道裏千家名誉師範)
うお座 O型
お茶は好きですが作法がどうも、と良く聞きますが習い始めると楽しいものです。
初心者の方、男女を問わず歓迎します。茶道の基礎からお茶席やお茶事の体験もできる講座です。
茶道指導者(七事式)コースもあります。お気軽にご相談ください。
《申し込み・お問い合わせ先》
落合聿次(宗宇)
Tel.090-4579-5199 携帯
Tel.082-941-1810 自宅
〒731-5101 広島市佐伯区五月が丘1丁目20番28号
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