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それぞれに四ヶ伝♬ 風炉 [お稽古]

五月が丘裏千家茶道教室 
西区民文化センター裏千家茶道教室

20211009
落合先生のご自宅にて
お茶のお稽古でした♬

IMG_7193.jpg
大葉升麻(オオバショウマ)

この日、お稽古していただいたのは
四ヶ伝です。

四ヶ伝とは
茶通箱(さつうばこ)
唐物(からもの)
台天目(だいてんもく)
盆点(ぼんてん)
からなり
これに和巾点(わきんだて)が加わって
裏千家の資格証としては中級にあたります。

ここからは相伝(口伝)となり
直接、先生から教わるのみで
教則本等はありません。

なので
自分でノートを作り
お稽古を終えたのち
少しづつ
(記憶には限界があるので(^_^; )
手直しをしていきます。

私は、Wordで作っています。
印刷したものに、
手書き(殴り書き?)で
ドンドン、訂正していき
汚くなって
読みづらくなってきたらと
打ち直します(^^)v

この日
お稽古に参加したのは5人でした。
それぞれが
やりたいものを選び
和巾点・唐物・台天目・盆点
のお稽古をしていただきました。

お点前もですが
「客」もそれぞれ違うので
良い勉強になりました。

お伝えしたように
四ヶ伝は相伝なので
お点前の写真は控えさせていただきます。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

ということで
床のご案内から(^^)/

お軸は
白珪尚可磨
白珪尚磨くべし
(はっけい なお みがくべし) 

白珪とは、白く清らかな玉のことです。

詩経(中国最古の詩集)大雅に
白珪のかけたるは、尚磨くべし。
この言のかけたるは、為(おさ)むべからず
というのがあり

意味は
白珪は傷がついても、磨けばよいが
言葉は言い損なうと取り返しがきかない。

戒めのお話だと思うのですが

なので
完全無欠の清らかな玉も
慢心せず
さらに磨くべきである。

ましてや
茶の湯の道(全ての生き様だって)に
完全無欠はないので
磨き続けることが大事!!

ということですね。

IMG_7194.jpg

白い花は
秋明菊(シュウメイギク)
別名、貴船菊、秋牡丹です。

IMG_7197.jpg

こちら
黄色い花が紀伊上臈杜鵑(キイジョウロウホトトギス)

紀伊半島に分布し

上臈とは
江戸時代、幕府大奥の職名の一つで
御殿女中の上級者とのことです。
高貴な姿が繋がりますね♡

紫の花は野紺菊(ノコンギク)
いわゆる野菊の一種だそうです。

IMG_7196.jpg

こちらの床

IMG_7198.jpg

お軸は
鎮州大蘿蔔(ちんじゅう だいらふ)

意味は
鎮州の大きい大根

碧巌録(中国の禅宗の語録)第三十則に
趙州大蘿蔔(じょうしゅうだいらふ)というのがあり

南泉普願(なんせんふがん)の弟子である
趙州という偉い僧が
普通の僧(たぶん)に
「南泉和尚に参じられたと承りましたが、本当ですか」
と問われて

鎮州出大蘿蔔頭
「鎮州では大きい大根が取れるぞ」
と答えたそうです。

さて
その心は・・・・

諸説ありまして
私には
どれが真実だと選ぶことが出来ません。
(~_~;)(~_~;)(~_~;)

ただ ただ
「この大根の絵が素晴らしい」
と言えるだけです。

IMG_71981.jpg

こちらの花々☆☆☆
秋を感じます。

右の紫は、杜鵑(ホトトギス)
その横の薄い紫は、秋丁字(アキチョウジ)
真ん中の紫は、萩(ハギ)
左のピンクは、大葉升麻(オオバショウマ)
左下の白く見える花は、黄花秋桐(キバナアキギリ)

落合先生のお庭には
本当に沢山の花があります♡

IMG_7199.jpg

さてさて
本日のご菓銘は「花筐」(はなかご)
ご製は「多津瀬」さんです。

紫と黄とかご
今日の茶花とリンクしてます♬

IMG_7202.jpg

それから
社中の方からの差入れ♡
「行松旭松堂」さんの
一口羊羹食べ比べ箱
旅の衣 3種♡
かわいくて美味しい~~~♪

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休憩タイムに
寛いでお抹茶と♡

IMG_7210.jpg

お稽古の写真の替わりに
分りづらい文章だらけになってしまいました。

白珪のお話も
大根のお話も
何度か
させていただいているのですが

私自身が
詳細を忘れちゃうので
思い出す為に
ご紹介させていただきました( ̄∇ ̄)

ご静聴、ありがとうございました♡



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


利休百首

中継は 胴を横手にかきて取れ
茶杓は直におくものぞかし

中継(中次)という
薄茶器の取り扱いについて

棗は上から持つけど
(横からも持ちますね。)
中継は横から持つ。
(上から持つことは無い。ということですかね。)

棗は丸みを帯びた蓋なので
向こう手前と丸みを持たせて
茶杓を置くけど

中継は蓋が平らなので
スッと
まっすぐに置く。

ですね(^^)





あのころ君は若かった~♪

2011年11月
ほんの10年前です。

ポスターの前みたいに見えますが
ヒルトン ナイアガラ フォールズ
ホテルの窓の前です。

お手頃価格のツアーでしたが
10,000円/1人で
部屋をランクアップすることが出来ました♬

早い者勝ちだったみたいで
先手必勝
ラッキーでした☆

にしても
私の
髪が茶色い(笑)

DSCN123822.jpg


今回は文字数が多く
  リーディンググラスを掛けっぱなしで
目が疲れてしまいました(^0^;)
ミスがありましたら
お見逃しくださいませ。

ではでは。。。。







五月が丘裏千家茶道教室
 広島市佐伯区五月が丘1丁目20番28号
 落合聿次(宗宇)自宅 
 水曜日  10:00~20:30 月3回稽古
 土曜日  10:00~17:00 月3回稽古


西区民文化センター裏千家茶道教室
 広島市西区横河新町6-1
 西区民文化センター 3階和室
 木曜日  15:00~20:30 月3回稽古


《月 謝》  
  月  額 : 6,500円
       (月2回稽古、月1回稽古)と指導者コース・初心者コースは別途相談
  水屋料 : 1,500円

《講師紹介》
落合先生2.jpg落合 宗宇 (茶道裏千家名誉師範)
うお座 O型
お茶は好きですが作法がどうも、と良く聞きますが習い始めると楽しいものです。
初心者の方、男女を問わず歓迎します。茶道の基礎からお茶席やお茶事の体験もできる講座です。
茶道指導者(七事式)コースもあります。お気軽にご相談ください。



《申し込み・お問い合わせ先》
 落合聿次(宗宇) 
  Tel.090-4579-5199 携帯
  Tel.082-941-1810 自宅
 〒731-5101 広島市佐伯区五月が丘1丁目20番28号 
 E-mail: ochiai52@ms1.megaegg.ne.jp



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