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法磨之式 [お稽古]


五月が丘裏千家茶道教室 
西区民文化センター裏千家茶道教室


20190720
落合先生のご自宅にて
月一、七事式のお稽古でした。
お稽古していただいたのは
法磨之式です

法磨之式は
もとの七事式に加え十二代又玅斎が
一二三之式をもとに考案されました。

亭主は客に花を所望し
亭主が初炭手前をし
折据を回して花を決め
花が亭主の所望するお点前をし
花以外が、花のお点前を採点します。
(花花って、紛らわしいですね(^_^;)

ということで
最初、花入に花はありません。

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今回は
棚の長緒茶入のお点前を採点します。
(2回目の稽古の写真なので、既に炭が入ってます。)

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まずは
役を決めます。

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客が席入りしたら
迎付けの一礼をします。

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亭主は
花入正面に花台を置いたら
茶道口に戻り
連客に花の所望をします。

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亭主の花所望を受けて
連客は話合い
花を入れる人を決めます。

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花が入ると
亭主は、
「どうぞお水を」と挨拶し
これを受けて
水をつぎます。

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亭主は
花台を水屋に持ち帰り
初炭手前をします。

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初炭手前が終わると
亭主は
折据を正客に運び
「折据お回しを」と挨拶をします。

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正客から次礼をして
札を引き、折据を回します。

花のみが名乗り
替札はとらず
札を折据に戻し

正客が
折据を縁外7目に留め置くと
亭主は
水屋に下がります。

その時
正客は折据を縁外下座に
正面を正して置きます。

亭主は
菓子器を正客正面に運び出し
折据を持ち帰ります。

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亭主は
お点前の道具を運び出します。
そして
建水の右に
帛紗を草にさばいて置き
茶道口に下がります。

亭主は
茶道口で
花に長緒茶入のお点前を所望し
花はこれを受けます。

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お点前をする花は
帛紗を腰につけて
建水を持って立ちます。

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同時に
花より下座の客は、繰上がり
水屋の亭主は、四客の席に入ります。

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花は
亭主から所望された
長緒茶入のお点前をします。

ちなみに
お菓子をいただくタイミングですが
花が柄杓を蓋置に引いて
主客総礼をした後
正客は
「お先に」で、お菓子をとり
菓子器を回します。

最後、四客(亭主)は
お菓子をとった後、
菓子器を正客に運びます。

正客は
菓子器を縁外上座に預かります。
そして
連客そろって、お菓子をいただきます。

この日の
ご菓銘は、「海原」(うなばら)
ご製は「多津瀬」さんです。

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お点前には
拝見もあります。

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花は
拝見ものを出し
柄杓・蓋置を棚に荘ると
建水を持って立ちます。

同時に
繰上がった客は、繰り下がり
亭主は茶道口に下がって座ります。

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花は
建水・帛紗を置くと
自席に戻ります。

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正客は
すぐに拝見ものを取りに出ます。
そして
花が自席に戻ると
次礼をし、拝見を始めます。

そして
四客が拝見ものを返します。

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同時進行で
花が自席に座ると
亭主は
茶道口から立ち上がり
点前道具を持ち帰り
水指に水をつぎます。

そして
拝見ものを取りに出て
主客総礼となります。

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亭主が拝見ものを持って
立ち上がると
正客は
上座に預かっていた菓子器を
正面正して
下座に置きます。

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亭主は
茶道口で
長盆の正面を向こうにします。

長盆の上には
十種香札の札箱が四つ

空の折据が乗っています。

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亭主は
長盆を正客に運び
菓子器を持ち帰ります。

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亭主は
亭主の座に座ると
正客に
「お回しを」と挨拶し
正客は受けます。

花以外の連客と亭主で
十種香札を使って
花のお点前を採点します。

正客から次礼をして
箱札を膝前に置き
長盆を送ると
直ちに修証(採点)を行います。
そして
採点した札の上に
箱札を置きます。

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亭主は
箱札をとると
折据を長盆中央に置き
正面を向こうにして
正客に運びます。

555.jpg  

正客以下
両手で折据を開き
修証(採点)した札を入れます。

亭主は
修証(採点)した札を折据に入れると
折据の中の札を盆に出し
点数の高い順に
右から並べ
長盆の正面を向こうにして

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亭主は
長盆を正客に運びます。
亭主が正客前に座ると
花(修証(採点)される)は
踏込畳の敷合せ下座に向かいます。

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正客から
順に次礼をして
修証(採点)した札を拝見し
札箱を札の下に
右から置いていきます。

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亭主は
自分の札箱を長盆に入れると
正面を向こうにして
花の前に運びます。

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花は修証(採点)された札を拝見し
長盆をおしいただき膝前に置き
総礼となります。
花は自席に戻ります。

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亭主は
長盆を水屋に持ち帰り
踏込畳斜めに座り
送礼(主客総礼)します。

連客は正客から次礼をして
退席します。

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そして
控えの間で互礼をして終了です。

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この日は
法磨之式を3回して
最後に
平花月之式をして
お稽古終了となりました。

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今回も
とても
楽しくて
賑やかな
お稽古でした♫(*^_^*)♪

追伸
なが~いブログにお付き合いいただき
ありがとうございます。
長すぎて
頭がぼーっとしております(笑)
間違いは、気づいたところから
直していけたらな。。。

思って降ります(^0^;)

五月が丘裏千家茶道教室
 広島市佐伯区五月が丘1丁目20番28号
 落合聿次(宗宇)自宅 
 水曜日  10:00~20:30 月3回稽古
 土曜日  10:00~17:00 月3回稽古


西区民文化センター裏千家茶道教室
 広島市西区横河新町6-1
 西区民文化センター 3階和室
 木曜日  15:00~20:30 月3回稽古


《月 謝》  
  月  額 : 6,500円
       (月2回稽古、月1回稽古)と指導者コース・初心者コースは別途相談
  水屋料 : 1,500円

《講師紹介》
落合先生2.jpg落合 宗宇 (茶道裏千家名誉師範)
うお座 O型
お茶は好きですが作法がどうも、と良く聞きますが習い始めると楽しいものです。
初心者の方、男女を問わず歓迎します。茶道の基礎からお茶席やお茶事の体験もできる講座です。
茶道指導者(七事式)コースもあります。お気軽にご相談ください。



《申し込み・お問い合わせ先》
 落合聿次(宗宇) 
  Tel.090-4579-5199 携帯
  Tel.082-941-1810 自宅
 〒731-5101 広島市佐伯区五月が丘1丁目20番28号 
 E-mail: ochiai52@ms1.megaegg.ne.jp


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